ロケットの隠れ家でお茶会を

ドラマ・映画・演劇・漫画・ゲーム・小説等々、美味しいものを見つけては感想なども書き綴っています。

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理屈に勝る何かがある……かも

こないだ借りてきたDVDの感想でも一気に書こうかと思っていたけど、ちょっと、今回はパスします。というのも、『さらば、我が愛-覇王別姫-』という一番当たりであろう作品を最初に見て後悔してた訳ですが、その予感が見事に当たってしまい;
や、確かに何となくB級映画が見たくなったから、それを承知で借りたんだけど。
さすがにそれが3本続けてで、しかもストーリー展開が「ちょっと待てぇぇぇ!?」的なものだったりするとダメージがでかい……アクションもね、例え編集しまくりでワイヤーや早送りを使いまくっていても、殺陣をちゃんとやっている作品は好感が持てる。けれども、CGオンリーのアクションを1時間以上延々と見せられるのは拷問以外の何物でもないということがよぉ~く分かった。
まぁ、それを覚悟して借りたのだから、不満を言った所で詮方ないのですが;
(あ、でも『デス・トランス』はアクションとラスト以外は結構良かった。キャラデザとか話の内容自体はモロ好みだったし)

そんな訳で、ダメージを受けた気分のまま寝るのも何だかなぁと思い、口直しに手持ちの映画DVDを見たので、今日はそいつの感想をば。

アウトライブアウトライブ
(2003/05/24)
シン・ヒョンジュン、チョン・ジニョン 他

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(あらすじ)
斜陽の兆しが表れ始めた、元朝末期の頃。
叔父と二人でひっそりと暮らし、日々剣の修行に勤しむ少年・ジナはある日、モンゴル人の将軍の娘・ソルリと出会う。親しくなった二人は成長するにつれて互いを深く想い合うようになるが、ソルリの父・タルガが彼女を紹興へと連れていき、離れ離れとなってしまう。またその矢先、ジナの叔父が謎の襲撃者によって命を落とす。敵の狙いは叔父が守っていた伝説の秘伝書「飛天神記」――それを託されると同時に自身の出生の秘密を告げられたジナは仇を探し、ソルリとの再会を果たすため紹興に向かう。
だが、彼女は父親から名門ナムグン家との婚約を迫られており、しかもその相手は旅の途中でジナの危機を救い、友となった男・ジュングァンだった。さらに、ジナの探していた仇とはソルリの父とジュングァンの父に他ならない。ジュングァンとの戦いの最中、タルガの策略で負傷したジナは断崖の下へと消え、傷心のソルリはジュングァンとの結婚を承諾する。
そして10年後、奇跡的に生還したジナは復讐鬼と化し、ソルリの前に姿を現したのであった――



韓国の少女漫画が原作の韓国映画で、秘伝書を巡る攻防や仇討ちなど、一応武侠っぽい要素も入っている(でも武侠かといわれるとちょっと微妙;
正直に言えば、作品の完成度自体には不満の方が多い。アクションシーンは早回しが多く、必要以上に使っている風切り音が鬱陶しいし、何より「飛天神記」の技の演出に迫力がない。短い時間に原作の話を詰め込んであるから、展開がやたら早いのも気になる。
なのに、何でDVDをわざわざ買って手元に置いてあるのかというと。これが矢車にとって、作品に対する不満にキャラ萌えが勝った作品だからだったりします。
ホント言うと、一番最初の購入動機は主演のシン・ヒョンジュンが某橋本さとしさんにめっさ似てたからなんですけどね!(今はあんまり似てないけど、買った当初は横顔が怖いくらい似てた、マジで;

何つーか、うん、図られた。この作品は間違いなく、キャラに萌えるか萌えないかで好き嫌いが分かれる映画だと思う。タイプとしては『PROMISE』に近いかも(スミマセン、私的にはあれもキャラ萌え映画だと思っています;
短い映画なのであんまり語るとネタバレになってしまうのが難点ですが、とりあえず自分は、

・血を吐きながらも刀を振るい続けるジナの姿
・「ようやく親友になれたな」というジュングァンの最期の言葉
・悪女ヒロイン的存在だったジンの、自らの命を引き換えにした治療
・いつもいつも主人公以上に美味しい所をかっさらっていくライ兄さん
・チャンニョンを含む十剣組の忠犬的な可愛さ(え?

だけで御飯5杯は軽くいけます。
いやもう、もっと萌え所とツッコミ所を挙げていたらキリがないんですけどね実際は!
ジュングァンが酒場でジナに言った問題台詞(※バレ注意伏字)とか!
(※お前いくらスヨンがジナの母親と知らなかったからって、「君はある人に似ているね」→「スヨンという」→「私の初恋の人だ」のコンボはないだろッ! 思わず茶吹いたわッ!

登場する人間ほぼ全てにもれなく萌えるという、私的には全くもって末恐ろしい映画ですが、一番好きなのはやはりジナですね。物語の初めの頃と10年後の差が凄い。チャハランの時の鬼気迫るような格好良さは反則ものです。
だって、前半45分のジナといえば

という、ヒロイン命のすぐ泣くヘタレというイメージだったのに。

これが10年後になって





ちょ、あっ、あれ……?
あのヘタレさはどこへ……!?
同じヒロインに接する態度とは思えない、この変貌ぶり。
(勢いで描いた落書きでスミマセン。それと、前半の本物はもうちょっとまともです、念の為;)
でも冷酷そうに振舞いながらも、根っこのソルリ命な所は変わらない。終盤、半死半生になりながらも、彼女を巻き込みたくない一心で独り死地に向かうトコなんて萌え通り越して燃えたよ。哀しすぎるよこのぉ……(涙

それと、最後のソルリの行動は、確かにソンの母であることより女であることを選んだようにも解釈できるけど、実は10年前に別れてから二人の気持ちが通じ合ったのってここだけだったんだよなぁと。そう思うと一概に彼女の気持ちを否定する事もできない。あぁ、何気に良い作品じゃないかと、昨日久しぶりに見てそんな事を思ったりもしました。

アクションシーンと説明不足気味な展開さえもうちょっとマシだったら、自信を持って薦めたい作品だけど、ほとんど個人的なキャラ萌えで好きになっているようなものなので、未だに他人に面と向かって薦めた事がなかったりします;
他に良い所を挙げるとすると、音楽とアクションシーン以外での映像美かな(くどいようだけど、それだけこの作品のアクションシーンには不満全開だから
特に音楽。ナムグン家襲撃時のロックサウンドの効いたBGMと、メインテーマの切なさは文句なしに秀逸。


最後に。
髪型とか人間関係とか見てたら気付かれるかもしれませんが、ジナは久暁のモデル其の三だったりする……
[ 2007/03/06 00:41 ] 武侠関係 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

矢車青(やぐるま・しょう)

Author:矢車青(やぐるま・しょう)
趣味の物書き。生まれも育ちも四国の土佐。創作小説サークル『モノクロアニマル』にて、本作ってイベント参加してたりもします。



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